この記事では、タオの瞑想法についての基礎を紹介いたします。
目次
姿勢
座り方は何でも良いです。
私自身は仰向けに寝ながら修練することも多いです。
実際に初めて小周天が開通した時は寝ながら呼吸法の修練をしている時でした。
呼吸法
初期の段階では非常に大切です。
呼吸により自律神経を調整すると同時に、エネルギーの産出をコントロールします。
この段階で使う呼吸には「調息」と「武息」の2種類があります。
調息
長く息を吸って、長く息を吐く呼吸です。
具体的な方法
呼吸の長さは5の倍数で行います。
5秒で吸って、5秒で吐く。10秒で吸って、10秒で吐く。15秒で吸って、15秒で吐く。というように無理のない範囲で長くしましょう。
武息
長く息を吸って、長く息を止めて、長く息を吐く呼吸です。
息を止めるのが調息との違いです。
5秒で吸って、5秒止めて、5秒で吐く。10秒で吸って、10秒止めて、10秒で吐く。15秒で吸って、15秒で止めて、15秒で吐く。というように無理のない範囲で長くしましょう。
意識
眼を閉じて眉間に集中します。その眉間から意識を体の下のほうに降ろして下丹田をみるようにします。
下丹田とは、臍下3cmのあたりにある意識を集中しやすいポイントです。
意識することが難しければ、お臍に集中しても良いです。
イメージ
初歩の瞑想では、イメージの力がとても大切です。
このイメージにより気を発生させたり動かしたりするからです。
そして、この段階では下丹田に気が発生するイメージを持つことが必要。
具体的には、下丹田が熱くなるイメージです。
この段階でのゴールは、下丹田に気が充実して実際に熱が発生することです。