目次
私の経験
私自身は、大学で哲学を専攻しており中国古典哲学に造詣があること、また、中国語の読解がある程度出来るので、中国語原典の方が(文字数が少なく)理解しやすいので良く参照します。
中国語読解可能な方、漢文の読み下しが出来る方、また、難解な内丹術用語に造詣がある方は是非チャレンジして頂きたいです。
タオ/仙道内丹術の実践書
「築基参証」
現代内丹術の大家、許進忠氏の著作です。築基の過程が詳細に記されており、私自身が小周天開通までに一番お世話になった本です。「便秘によく効く中国仙道入門」という絶版本に日本語訳が掲載されているのですが、現在は入手不能だと思います。
仙学研究舎さんによる前半部分の日本語訳がありますので、ご参照ください。
「道学与仙学」
道教研究・実践者の胡孚琛氏の著書。先に紹介した「築基参証」と同じく、「道教と仙学」という邦題で仙学研究舎さんによる翻訳があります。
「付録:清静派の内丹修練の手順」が独習者には特に参考になるでしょう。
「金仙証論」
内丹術中興の祖、柳華陽氏の著書です。
日本語訳が伊藤光遠著の「煉丹修養法」に掲載されています。
タオ/仙道内丹術の参照書
「周易参同契」
魏伯陽の著とされる。外丹術の書という見解が一般的。しかし、内丹術に連なる発想が多々あるので参考になります。
用語は難解極まるので私も全文を理解出来てはいませんが、歴史的な書物であり、それほど長い文章ではないので、一読することをお勧めします。
こちらから全文及び解説を参照できます。