【まずはここから】タオの内容。その種類とステップ

今回は、タオの実践の「種類」と「ステップ」について紹介させて頂きます。

目次

タオの実践にはどんな種類があるの?

清浄法 一人で行う
裁接法 パートナーと行う。単修法と双修法がある

修練の種類には、「清浄法」と「裁接法」の2つがあります。

但し、あくまで初歩の段階である「築基」と「煉精化気」の段階での区分けです。

修練のレベルが上がると、自分自身のエネルギーを使おうと思えば清浄状態となり、異性との交わりを行えば勝手に裁接状態となります。

また、その先では、タオそのものからエネルギーを得ることが出来るようになるので関係無くなります。

当サイトでは、清浄法をメインとし、裁接法をサブとして修練法を紹介していきます。

清浄法

清浄法とは、一人で行う修練のことです。

自分自身のエネルギーを使って修練を行います。

・メリット:安全。倫理的・道徳的問題なし

・デメリット:修練のレベルアップに時間がかかる

裁接法

裁接法とは、主に異性を伴い行う修練のことです。俗に房中術と呼ばれています。

この裁接法は、「単修法」と「双修法」に分かれます。

自分以外の人物、特に異性からエネルギーを得て自分の修練に役立てることを行います。

これには、自分だけが相手のエネルギーを得る方法と、自分と相手双方でエネルギーを受け与え合い高め合う方法の2つがあります。

・メリット:修練のレベルアップを大幅に促すことができる

・デメリット:倫理的・道徳的問題が発生する可能性あり。また、失敗すると自分のエネルギーを相手に奪われることもあり

単修法

単修法は、異性から一方的にエネルギーを貰い、自分のエネルギーを強化する方法です。

双修法

双修法は、異性のパートナーと一緒にエネルギーを強化する方法です。

なお、この区分けが意味を持つのは、修練の初期の段階です。修練が進めば関係なくなって来ます。

タオではどんな実践をするの?その段階は?

実践のステップには、大きく分けると以下の5つがあります。

伝統的な言い回しでは「精を練って気となし、気を練って神となし、心を練って虚に帰り、虚を練って道と合う」と表現します。

築基

築基とは、基礎を築く段階。精神的な修練と肉体的な修練が主です。

今後の修練に耐えうる心・体・頭をつくり、準備をする段階です。

食事法や体操法などを行います。この段階の本質は、エネルギーを感じられるようになることと、今後の修練で培う強大なエネルギーに耐えうる自分自身になることです。

この段階の完成形はありません。基本的にずっと継続することが必要です。

ポイント→煉己

煉精化気

煉精化気とは、「精」というエネルギーを「気」というエネルギーに変えていく段階。

小周天に代表される、身体の中にエネルギーである気を循環させる修練をする段階です。

その本質は、身体の中にある精を気に変えていくことです。

その完成形は小薬と呼ばれるエネルギーの固まりを丹田に作ることです。

ポイント→調薬、煉薬、採薬、止火(小周天)

煉気化神

煉気化神とは、「気」というエネルギーを「神」というエネルギーに変えていく段階。

大周天に代表される、天地・宇宙の気と自分の気を交流させる修練をする段階です。

その本質は、自分の中にある気を純粋な精神エネルギーである神にすることです。

その完成形は、大薬と呼ばれるエネルギーの固まりを自分の中につくることです。

ポイント→採丹、養胎(大周天)

煉神還虚

煉神還虚とは、「神」というエネルギーを「虚」という大元に戻していく段階。

この段階の完成を「還虚合道」と言い、修練が完成したことを意味します。

出神、虚空粉砕に代表される、大いなるタオ、大いなる宇宙と自分自身が一体となる段階です。

ポイント→出胎、還虚

還虚合道

虚を練って道と一体化する段階で、タオの実践の完成を意味します。

その本質は、真の悟りです。

 

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